ドローンを活用した授業(環境空撮:仮称)について

ローンの免許取得で、未来に羽ばたけ!

 2023年度ドローンビジネス市場規模は3854億円、2028年度は9000億円を超える規模になると予想されています。これは年間平均視聴率に換算すると、年約20%増加する勢いでドローンビジネスが拡大されていく試算となります。

 美瑛町は、農業・観光・防災のまちとして有名ですが、それらの産業にドローンが活躍することは容易に想像できますが、今や有名アーティストのPV撮影や映像分野においても使用され、今後は救急救命・警備・災害現場での調査や、作業資材の運搬や配達など生産性向上の手段としてドローンの利用が広がるなど、その規模や新たな活用方法が進化していきます。

 

瑛高校の授業内で国家資格を取得!

 本校では、令和7年度入学生よりドローン授業を教育課程に位置づけ、授業内で国家試験を実施し、資格(二等無人航空機操縦士)取得を目指します。科目目は「映像研究」とし、年間70時間で、実技と学科を学びます。また、授業内では資格取得に向けた内容のほか、撮影した動画等を編集するなどの技術も学べるカリキュラムを取り入れ、総合的な学びの実践となるよう計画しています。国家資格には年齢制限があり、16歳以上となっているため、本校では2年生の授業(選択制)にて学びます。授業担当は、専門業者に講師を依頼するすることで、試験に直結したスキルを身につけます。また、本校の敷地内を試験会場とするために、関係する省庁・機関に許可申請をだしていきます。

 

瑛町からの支援!

これまで比較的早く、安価で取得できたドローン操縦も国家資格が必要とされ、その資格がなければ、人の上空や家屋の上を飛行させることができません。資格取得に必要となる費用は、1人25万円ほどかかります。この資格取得にかかる費用(8割程度にて調整中)を美瑛町から支援を受けます。その他、現在1台10万円のドローンを5機保有していますが、それらについてもすべて支援を受けており、今後も増やしていきます。

 

材育成!

 数年後には、様々な分野にドローンを活用する人材が存在し、求められる存在となります。誰もが気楽に取得できる資格ではないため、近い将来必ず社会から求められる存在となります。教育課程に位置づけられた「映像研究」で自分の未来をつかみとってください。